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IMPORT

Update:2013/04/11

IMPORTはEXPORTと同様Oracleが提供するユーティリティです。
EXPORTユーティリティを使用して作成したダンプファイルのデータを、データベースに入れるために使用します。

IMPORT概念図

IMPORTの種類

IMPORTにはインポートするオブジェクトの範囲分けによってxつのモードがあります。

IMPORTモード
表モード 表を指定したインポート
ユーザモード 指定したユーザ(スキーマ)の全オブジェクトをインポート
表領域モード トランスポータブル表領域をプラグインする
全データベースモード EXPORTファイル内の全てのオブジェクトをインポート

IMPORTの構文

IMPORTはコマンドラインからコマンドを入力して実行します。コマンドは以下のように記述します。 パラメータがいろいろと指定できるので、こまかな設定をすることができるようになっています。

パラメータ 説明
BUFFER n 従来型パスにおいて、行フェッチに使用されるバッファサイズ
FILE n インポートするファイル名を指定する
FROMUSER s EXPORTファイル内のどのユーザ(スキーマ)をIMPORTするか指定する (エクスポート内のスキーマと異なるスキーマへインポートする時に使用)
TOUSER s IMPORTする対象のオブジェクトのユーザを指定する (エクスポート内のスキーマと異なるスキーマへインポートする時に使用)
IGNORE y/n オブジェクトが存在していたときのエラーを無視する(上書きするときは ignore=y と指定する)
INDEXES y/n 索引をインポートする場合は=Y(デフォルト:Y)
ROWS y/n 表データ行をインポートする場合は=Y(デフォルト:Y)
CONSTRAINTS y/n 制約をインポートする場合は=Y(デフォルト:Y)
GRANTS y/n 権限をインポートする場合は=Y(デフォルト:Y)
IGNORE y/n オブジェクト作成のエラーを無視する場合は=Y(デフォルト:N)
TRANSPORT_
TABLESPACE
y/n トランスポータブル表領域のメタデータをインポートする場合は=Y(デフォルト:N)
TABLESPACES s トランスポートする表領域名リスト(TRANSPORT_TABLESPACE=Yと一緒に指定する必要がある)
DATAFILES s トランスポートするデータファイル名リスト(TRANSPORT_TABLESPACE=Yと一緒に指定する必要がある)
TTS_OWNERS s トランスポータブル表領域でのオブジェクトの所有者となるユーザリスト(TRANCEPORT_TABLESPACE=Yと一緒に指定する必要がある)
SHOW y/n EXPORTファイルの内容を画面表示する場合は=Y Yとした場合はオブジェクトのインポートはされない(デフォルト:N)
LOG s ログ出力する場合はログファイル名を指定する
PARFILE s パラメータファイルを使う場合はパラメータファイル名を指定
COMMIT y/n 配列ごとにコミットする場合は=Y(デフォルト:N)Nの場合は表単位でコミット
INDEXFILE
USERID s IMPORTを実行するユーザIDとパスワード
FULL y/n EXPORTファイル全体をIMPORTする場合は=Y(デフォルト:N)
TABLES s 表モードでインポートする場合の表リスト
HELP y/n IMP HELP=Yとするとオンラインヘルプが見ることができる
FEEDBACK n インポート実行中に、指定した行数インポートする毎に「.」を表示する。
(例)feedback=1000 :1000行インポートする毎に「.」を表示する。

 ※値の意味
  n:数値  s:文字列  y/n:y(Yes)またはn(No)

IMPORT文の例

(例)ダンプファイル「ora.dmp」内のユーザ「usr02」のオブジェクト全てをusr01スキーマにインポートする
(オブジェクト作成時のエラーを無視する)

C:\>imp usr01/pass@db01 file=c:\ora.dmp fromuser=usr02 touser=usr01 ignore=y


(例)ダンプファイル「ora.dmp」内のユーザ「usr02」の表「TABLE1」「TABLE2」をusr01スキーマにインポートする

C:\>imp usr01/pass@db01 file=c:\ora.dmp
        fromuser=usr02 touser=usr01 tables=(TABLE1, TABLE2)


(例)ダンプファイル「ora.dmp」をインポートする。各種パラメータは「par.txt」から読み込む。
 ※par.txtファイル(パラメータファイル)にはパラメータを箇条書きしておく。

C:\>imp usr01/usr01@db01 file=c:\ora.dmp parfile=c:\par.txt


☆パラメータファイルの記述例(par.txt)

fromuser=usr02
touser=usr01
tables=(TABLE1, TABLE2)